行動規範

Rotork Terms and Conditions - Suppliers

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範囲


本サプライヤー行動規範は、ロトルクグループの企業(以降「ロトルク」という)に製品・サービスを提供する全ての第三者に適用されます。本行動規範の適用範囲は全てのサプライヤー、請負業者、コンサルティング会社、ブローカー(「サプライヤー」と総称する)を含むが、それだけに限らないものとします。

はじめに


ロトルクは自社のグローバルサプライチェーンにおいて、自社にとって、自社サプライチェーンの従業員にとって、地域社会にとって、そして環境に対して最大の利益を創造したいと考えております。ロトルクは、その誠実さ、公平な扱い、倫理的行動が評価されています。当社は、その評価を維持すること、そして、世界中の事業運営地域の場所を問わず、好影響をもたらし、自社利害関係者のために価値を創造することを決意しております。

サプライヤー行動規範

当社では、サプライヤーが当社のサプライヤー行動規範に署名することを期待しております。本規範では、倫理的行動及び、適用される法律(均等の機会、人権、結社の自由、労働者の権利、良識的な環境活動、賄賂・不正行為に対するゼロ容認を推進すること等も含む)のコンプライアンスについて規定しております。本サプライヤー行動規範は、全世界の全サプライヤーに適用され、7か国語に翻訳されています。また、ロトルクは、サプライヤーが本行動規範を自社サプライチェーンにも適用することを期待しております。

ロトルクのサプライヤーは、以下の中核的価値観(コアバリュー)を遵守し、自社サプライチェーンにも遵守を要求することとします。さらに、ロトルクは、社会、倫理、環境問題について、オープン且つ建設的に対話を行い、あらゆる分野で、継続的に改善を図ることを期待しております。

.ロトルクでは、SA8000やISO26000等の社会的責任基準に従って事業活動を行い、これらの基準で定められた定義に基づいて自社の計画を作成することを奨励しています。

中核的価値観(コアバリュー)

ロトルクのサプライヤーとして、サプライヤー及びその業務を代行する者は、

  • 適用される全ての法律を遵守すること
  • 人種、性別、国籍、宗教、性的志向、障害、年齢によって他者を差別することなく、信頼、威厳、敬意を持って扱うこと。
  • 恐喝、賄賂、不正行為に対するゼロ容認方針を実行し、如何なる形式であれ、賄賂を申し出たり、支払ったり、要求したり、受け取らないこと。
  • 公平な競争に関する全ての適用法及び規制を遵守すること。
  • マネーロンダリング対策法を遵守し、関与しないこと、あるいはマネーロンダリングの習慣を支援しないこと。
  • 脱税助長行為に対するゼロ容認体制を構築すること。
  • ロトルクとのビジネスに影響を与える恐れのある利益相反があった場合は、公表すること。
  • ビジネスに係る安全衛生リスクを、合理的に実行可能な水準まで低減する。
  • 如何なる人権濫用も加担しないことを約束すること。
  • 干渉、差別、報復または嫌がらせを受けることなく、結社の自由と団体交渉権の効果的な承認を支持すること。
  • 国家が定める最低要件以上の賃金と福利厚生費を支払い、適宜、労働時間規制を遵守すること。
  • 児童労働や強制労働、あるいは如何なる形式であれ、奴隷、服従、過酷労働を課すことなく、自社サプライチェーンにおいて、このような慣行がないことを約束すること。自社サプライヤーにこのような慣行があることが発覚した、またはその疑いがある場合は、即座に契約を終了する等の対応をとること。
  • 適用される全ての環境法、規制、行動規範を最低限遵守し、資源を効率的に利用することにより、高い環境管理基準を達成すること。
  • 温室効果ガスプロトコル(https://ghgprotocol.org/)に従って、事業運営に係る温室効果ガス排出量を計算・報告し、公的な事業報告書及びCDP(https://www.cdp.net/)等のプラットフォーム経由で、ロトルクに開示すること。
  • ロトルクの紛争鉱物対応方針の精神と文言に従い、紛争の資金源となる鉱物を故意に調達しないこと。
  • その他あらゆる点で、誠実さ、公平さ、誠意をもって、事業活動を行うこと。

監査

ロトルクは、サプライヤーの拠点を訪問・調査し、本サプライヤー行動規範の遵守を監視する権利を留保しています。加えて、当社サプライヤーとして活動することにより、貴社は、ロトルクの監査権に同意したこととします。サプライヤーは、透明性を持って行動し、ロトルクにその拠点及び従業員に接する機会を提供することで、ロトルクの有意義な監査に協力することが期待されています。また、状況によっては、自社サプライヤーに対しても、同様の監査を実施することが期待されています。

 

懸念事項の報告

サプライヤーは、懸念があれば、常時、ロトルクまで報告して下さい。通常のロトルク側窓口まで連絡するか、これが難しい時のために、ロトルクでは、内部通報制度を運用していますので、その指示に従って、報復を恐れることなく、懸念事項を提起して下さい。

こちらのウェブサイトから、ロトルクの「内部通報」方針をご確認下さい。

原則に基づいたアプローチ


倫理的問題やコンプライアンス問題が発生した場合、サプライヤーは、本サプライヤー行動規範で定められた原則に従って、行動して下さい。本サプライヤー行動規範の原則は、ロトルクのビジネス手法の基礎となるものですが、倫理的問題が発生する可能性のある全ての事例を想定したものではありません。ロトルクが期待する倫理的で責任のあるビジネス手法を強化すること、及び、貴社事業で必要とされる高潔さ、誠実さ、透明性を向上させることを目的としています。

ロトルクは、サプライヤーが本行動規範の文言または主旨に反すると判断できる場合、即座に、当該サプライヤーとの契約を終了する権利を保有しています。