リスクマネジメント
リスク選好方針
ロトルク取締役会は、戦略目標の達成という面で、どのような性質のリスクをどの程度負担するのかを決定します。当社グループのリスク選好方針にて、上層部の姿勢を示し、意思決定をサポートしています。当社のリスク選好方針は、リスクに対する定性的且つ定量的な見通しを示し、事前のリスク軽減計画を支援するものです。
リスク選好
ロトルクでは、リスクの評価方法に、自社の企業理念「Keeping the world flowing for future generations(次世代のために世界にフロー制御を提供し続ける)」を取り入れています。当社は、イノベーションと持続的な成長を通じて、利害関係者の価値の創造に注力しており、自社戦略目標の達成に繋がり、且つ自社の価値、財務安定性、レジリエンスを脅かすことがない、と考えられるリスクのみを負担します。
2023年、取締役会は、サプライチェーンの混乱及び現場での製品故障に係るリスクへの対応など、ロトルクの事業の性質や運営環境の変化を反映するように、リスク選好方針を見直し、更新しました。
取締役会は、四半期間隔で取締役会に提示される重要リスク指標を監視し、リスク選好ステートテントと選好の適用についても見直しました。
- リスク選好の見直しと更新を行う
- 重要な決定事項を見極める
- リスク選好に対する決定事項を評価する
- 重要なリスク指標を再確認する
以下は、ロトルクグループが直面しているであろう主要リスクであり、先述の、強固且つトップダウン・ボトムアップのリスク評価プロセスの結果です。なお、これには、当社グループのビジネスモデル、将来の業績、支払い能力、流動性を脅かすリスクも含まれています。