ソーラーパワーによるオートメーションプロジェクトで電動アクチュエータが使用される
- 部門: 石油及びガス - 上流(採掘及び生産)
- カテゴリー: 電動アクチュエータ , 各種サービス
- 製品: IQ - Standard, Extended Scope
概要
油田の水処理プラントの集水システムを改善し、制御と効率を向上させる必要がありました。ロトルクは、このようなニーズを満たすため、制御ステーションを備えた独自のソーラーパネルとIQ3アクチュエータを提供しました。
概要
米国の大手油田随伴水処理会社は、太陽電池式制御ステーションを開発して、テキサス州西部及びニューメキシコ州にある同社の一部の集水管に取り付けるため、サポートを必要とされていました。水、即ち、石油&ガス生産の副産物は、慎重に管理する必要があります。このような水はしばしば「随伴水」と呼ばれ、上流の石油処理工程では、それに付随して最大量の随伴水が発生します。
殆どのシェール油田では、油井から生産された随伴水は集水管のインフラを通じて収集され、処理井または中央処理場の一時貯槽に輸送されます。
チャレンジ
集水作業を改善するため、お客様はオートメーション機器サプライヤーであるWolseley Industrialグループと連携して、高圧配管内の流量を制御するためのバルブ自動化の技術を調査されていました。
お客様は、油井地帯を往来するシステムの圧力を制御する、漏れなどの異常発生時にラインを遮断する、エアコンプレッサ及びその他回転機器などのメンテナンスに手間のかかる装置を使用しない等、バルブアプリケーションに関して特殊な要件をお持ちでした。
ソリューション
孤立した場所には利用可能なガスや電気がないため、配管の流量制御に太陽エネルギーを用いることは最も効率的な方法であると考えられています。また、その後すぐに、集水管沿いに取り付けた各制御ステーションで電力を生成する必要があることが明らかになったため、ロトルクと契約を交わし、ロトルクがIQ3インテリジェント電動アクチュエータとその動力源のソーラーパネルを提供することとなりました。
オフグリッドの区域では、5マイル間隔でバルブとアクチュエータを設置する必要がありました。そのため、Wolseley Industrialグループがm制御ステーションを搭載した個々のソーラーパネルとロトルクのIQアクチュエータを組み合わせたソリューションを考案しました。各制御ステーション内には、12または16インチのボール弁を制御するためのIQ3アクチュエータが取り付けられており、各アセンブリには24、48または120VDCモータに電力を供給するためのソーラーパネルが取り付けられています。
詳細情報
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