産業用イーサネットを用いたデータ収集の強化
強化されたデータコネクティビティと解析機能により産業オートメーションの先頭に立つ
ロトルクがEtherNet/IP、Modbus TCP及びPROFINETプロトコルに対応する完全統合型イーサネットアクチュエータを発表できることを大変嬉しく思っております。
この革新的技術は、産業オートメーションの劇的な前進を意味しており、これまでにないデータコネクティビティ、速度、運転効率を提供するものです。
ロトルクの統合型イーサーネットソリューションの発表に伴い、データゲートウェイが不要になり、ロトルクのインテリジェントIQ3Proアクチュエータへの直接且つ効率的な接続が可能になりました。これによって複雑さが軽減され、データ抽出量及び速度が向上し、最高データ転送速度は100Mbpsまで上昇しました。
本ソリューションは堅牢な防水または防爆容器に格納されており、標準RJ45及びM12コネクタに対応しています。PI認証オプションカード、PROFINET用GSDMLファイル、ODVA認証オプションカード及びEtherNet/IP用EDSファイルを使用することにより、産業標準プロトコルに対応するようになります。
インダストリー4.0の時代においては、データはオペレーショナルエクセレンスの鍵となります。ロトルクの新型イーサネットソリューションでは、データ転送を高速化し、詳細なデータ解析の機能を拡張しました。ロトルクインテリジェントアセットマネジメント(iAM)クラウドベースシステムを活用することで、運転データから様々な状態を判断することができます。これによって、予知保全、性能の最適化、情報に基づいた判断が可能になり、生産性の向上とダウンタイムの削減を実現します。
ロトルクの電動アクチュエータ担当製品責任者であるDarren Silverthornは、次のようにコメントしています。「我々は今日の産業環境においてデータが果たす重要な役割を理解しています。当社の新型イーサネットは接続のし易さを改善するだけでなく、データのリアルタイム解析能力も強化し、お客様がより正確且つ効率的に運転できるように支援しています。」
この機能は、最過酷状況でも機能する信頼性と耐久性に優れた製品を提供する、というロトルクの取り組みを強調しています。
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