ロトルクのCKアクチュエータが高信頼性かつ低価格の自動化を実現
中国の広東省番禺地区にある下水処理場にロトルクのCKレンジ電動バルブアクチュエータを設置し、オンオフ弁や調整弁の制御等、プラントの自動化を行いました。
CKアクチュエータは、柔軟性に富んだモジュラー構造の設計であるため、プラントでは、標準仕様のCKアクチュエータとCK Centronikアクチュエータを組み合わせて使用することができ、下水処理過程のフローを制御する89台のゲート弁と水門を自動化しました。
CK Centronikアクチュエータには、診断及びアセットマネジメント用のデータロギング機能があり、この機能を用いて高精度の制御を行うことができます。試運転や設定の際は、アクチュエータの表示窓に表示されるメニュー選択式の画面に従ってCentronik本体のノブや設定器を操作するだけですので、高速かつ安全に行うことができます。通常の稼動では、表示窓にはバルブの位置(開度)、バルブの状態、警告が表示されます。
CKレンジのアクチュエータ全てに共通する特徴は以下のとおりです。1)IP68・ダブルシール構造の防水性、2)プラグ&ソケット接続により高速かつ効率的なコミッショニング、メンテナンスが可能、3)モータの駆動部から独立した手動ハンドル機構、4)アクチュエータの表示窓にバルブの開度を表示、5)トルク及び位置検出部が独立、6)アクチュエータの減速機にはオイルが充填されており長寿命、7)着脱式のスラスト/ノンスラストベースにより、バルブの動作を妨げることなくアクチュエータを取り外すことが可能
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