ロトルクの電油式アクチュエータがモーリシャスの国際空港の安全性を向上

23/02/2017


ロトルクの電油式アクチュエータがモーリシャスの国際空港の安全性を向上

安全性を高めるプロジェクトの一環として、ロトルクスキルマチックSI電油式アクチュエータを、モーリシャスのシウサガル・ラング-ラム国際空港にあるジョイント・ユーザー・ハイドラント・インストレーション(Joint Users Hydrant Installation:JUHI)の燃料貯蔵倉庫に設置しました。

重要性の高いバルブ区域に設置されている経年劣化した他社製電動アクチュエータを取り外し、Profibus対応、ATEX指令準拠のフェイルセーフ機能を有するロトルクのアクチュエータを設置しました。このSI電油式アクチュエータは、オーバーフィル(満タン)を知らせるアラーム信号を受け取ると自動的に燃料の流れを断ち切り、潜在的な漏出を防止します。

スキルマチック自己充足型アクチュエータは、今回のようなフェイルセーフ動作が必要不可欠とされる用途に特化した設計となっています。また、電動操作の”容易性”と油圧制御の”高精度”、機械式フェイルセーフ動作の”高信頼性”、という3つの長所を兼ね備えており、一体型のスプリング機構が、バルブを、予め決められた安全位置にポジショニングします。SIアクチュエータは、インテリジェント型の制御・監視システムを標準搭載しており、安全計装システム(SIS)や精密モジュレーティング制御などの用途において、2位置あるいは安全遮断作業に理想的なソリューションを提供します。

SIアクチュエータには、Profibus DP制御や、データロギング及びモニタリングといったオプションがあり、バルブのシグネチャプロファイルやトルク要求の履歴を確認することができます。

ロトルクの南アフリカ営業所、モーリシャスの代理店、現地のElectrical & Control Specialists Ltdの3社でアクチュエータの設置及び付随業務(古いアクチュエータ及び配線の撤去、新しいバルブの微調整、ロトルクアクチュエータの取り付け、配線及び試運転)を担当致しました。

 

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