ロトルクのK-TORKアクチュエータがテキサスの水処理プラントを効率化
ロトルクは、米国テキサス州の水処理プラントから、限外ろ過システム用のK-TORKロータリーベーンアクチュエータ数百台の注文を承りました。
サン・フェリペ・スプリングズ水処理プラントとは、テキサス州のデル・リオ市に拠点を置くプラントであり、近隣の東西サン・フェリペ・スプリングズを水源として、限外濾過システムを用いた水処理を行っています。なお、中央には、1日1820億ガロンの流体が流入しています。処理後の水はデル・リオ市民及び近隣のLaughlin空軍基地に供給されます。主な利用先は、水から不要な分子を取り除く限外濾過というプロセスであり、固形物や汚染物除去用の薄いメンブレンを通過した処理水(飲用水)は、このようなメンブレンシステムによって、供給されます。
サン・フェリペ・スプリングズ水処理プラントには、限外濾過プロセスをサポートする目的で、約400台のK-TORKアクチュエータが提供されました。このアクチュエータは非常に正確かつ信頼性の高いユニットであり、保守・交換費用を確実に削減するため、既存のアクチュエータの代わりに設置するものです。また、このアクチュエータは高サイクルかつ高精度のモジュレーティングが可能であるため、この類の最重要アプリケーションに最適です。K-TORKアクチュエータは直線運動を回転運動に変換しない、即ち、真の回転制御を提供するものです。さらに、ダイレクトドライブ設計であるため、正確なモジュレーティングが可能です。ロトルクが提供する製品及びサービスの信頼性が高いことは勿論、ロトルクアクチュエータ及びK-TORKアクチュエータには保守・交換費用を削減できるというメリットがあるため、選定されました。現在では、その大半が設置されています。
メキシコ湾沿岸の都市水道&発電部門担当のセールスマネージャーであるKevin Fronemanは、次のように発言しています。
本プロジェクトに関しては、現地のチャネルパートナーであるWWatertech, Inc.と密に連携を取り、継続的に支援を行いました。プロセスの変更についてアドバイスを行ったり、K-TORKのデモ機を8か月間設置して機能を証明した上で、大量注文を承りました。お客様とダラス拠点との間に強固なビジネス関係が存在していたのです。
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